つみたてNISAは「今年中に始めるのが得策」その理由は? “投資”を徹底解説
お金を貯めるために起こすべきアクションは、積極的に貯蓄する、節約して支出を減らす、投資して資産を増やすの3ステップ。ここでは“投資”に注目します。
お金に働いてもらい、時間をかけて資産を増やそう。
「難しそう」「リスクが心配」というイメージだけで、投資を避けてしまうのは損。目的やリスクを減らせる手法を学び、支出の見直しで減らせたムダを、将来のゆとりに変えていこう。
1、お金を増やす方法として、なぜ、投資がおすすめ?
投資の第一の目的は、「儲けることではなく、自分のお金を守ること」と、ファイナンシャルプランナーの坂本綾子さん。「物価が上がれば、100万円で買えたものが100万円では買えなくなります。資産の価値を将来も維持するには、せめて物価の上昇程度には増やしていく必要があります」。過去を見ても、物価に勝ってきたのは株価。「超低金利の預金では物価に負けますが、投資を使えば年平均3~5%で増やすことは十分期待できます」
定期預金と投資、35年後にはこんなに差が出てしまう可能性が。
毎月3万円を定期預金に積み立てると35年後には1260万4221円に。利息は4221円。一方、毎月3万円を仮に利回り5%の資産に積立投資すると35 年後には3371万円になる。