くらし情報『新作『CLOSE/クロース』主演は、ルーカス・ドン監督が電車で声をかけた少年だった!?』

新作『CLOSE/クロース』主演は、ルーカス・ドン監督が電車で声をかけた少年だった!?

「思春期になると自分の性を意識し始める。生まれ持った身体的特徴によって期待される“らしさ”というものがあり、それに応えなければいけないと思い込んでしまう。男らしさの概念はとても旧弊なものだし、家父長制的な考えから発生したことが理解できる大人になってようやく、“らしさ”の呪縛から解放されたよ。ジェンダー規範は、人間の可能性を潰す考え方だと思う。だから、ありのままの自分を受け入れようとするムーブメントが世界各国で起きているのが喜ばしい。映画のセットで若手俳優が互いに優しく接するのを間近で見て、“らしさ”に対する考えが変化しつつあると感じたよ」

レオとレミを演じる若手俳優は、本作がデビューだ。レオ役のエデン・ダンブリンは、監督が電車内で見かけて声をかけたそう。

「表情に魅せられて、オーディションに誘った。
オーディションではレミ役のグスタフ(・ドゥ・ワエル)ともども、〈世界でいちばん好きな人〉という質問に互いの名前を書いてきた。選ばれるためだけど、賢いよね(笑)。それに二人の間に漂う親密さと緊張感がとても重要だった。演技経験がないから型にはめず、自由に演技をさせることで彼らの創造性を守ることに気を配ったね」

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