くらし情報『軽部真一「蝶ネクタイは自己肯定の象徴」 井上清華と語る“ポジティブ”との付き合い方』

軽部真一「蝶ネクタイは自己肯定の象徴」 井上清華と語る“ポジティブ”との付き合い方

当時はただ好きでやっていたことですが、一周回って高校生の時に書いた言葉が、社会人になった今また響いたりもして。そのノートがあってよかったです。

軽部:テレビの世界や芸能界って、ネガティブシンキングとポジティブシンキングの2つがあるとしたら、多くがポジティブシンキングだと思いがち。でも今の話を聞いていると、そうでもないんでしょうね。苦悩や心配がある中で、それぞれ頑張っている感じがします。

井上:100%ポジティブな人ばかりじゃないですよね、きっと。

軽部:反省して落ち込んだり、視聴者の方からご意見をいただいたりすることでついネガティブになることもある一方で、ポジティブな部分もないと輝けないような気もしていて。苦労して悩んで、いろんな状況に立ち向かいながら、グッと自己肯定に持っていく術がないと、やっていけないのかも。


井上:おっしゃる通り、どこかで自己肯定しないと疲れちゃいます。だから各々の方法で上げているのかなって。ちなみに、軽部さんにひと言「今日よかったね」って言われるだけで嬉しくて、かなり自己肯定感上がるんです。

――軽部さんがそうやって褒めるのは、ケアの一環ですか?

軽部:ケアというより相談されれば話は聞くし、面白かったら「面白かったよ」

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