軽部真一「蝶ネクタイは自己肯定の象徴」 井上清華と語る“ポジティブ”との付き合い方
って伝えるようにしています。例えば、ディレクターが作ったVTRに対して「このナレーションが入っていたことによって、新しい感じがした。よかったよ」っていうふうに。
――言われたほうは嬉しいし、自信になりますね。
軽部:実は僕も人一倍褒められたい人で、『めざましテレビ』のエンタメを担当して30年たった今も「今日のインタビュー面白かった」って言われたら嬉しいんです。褒められることって自己肯定に繋がるんですよね。だから褒めたり、褒められることって、何歳になっても必要なんじゃないかな。
――ちなみに、井上さんのように自己肯定感を高めるアイテムは何かお持ちですか?
軽部:何かしているわけではないですが、『めざましテレビ』の初回放送からつけ始めたこの蝶ネクタイは、自己肯定の象徴かもしれない。
蝶ネクタイによって、地味だった31歳の僕のすべてが変わりましたから。これがなければ、今はないと思っています。
――蝶ネクタイがあれば堂々としていられて、自信も持てますか?
軽部:いや、実は僕は結構反省するタイプ。後悔もするし、心配性でもあって。例えば、噛むことがものすごく嫌。それなのに結構噛むんですが(笑)。