YOASOBI「想像以上の反響に驚いています」 『【推しの子】』OP「アイドル」誕生秘話
『【推しの子】』のOP主題歌「アイドル」を担当する、YOASOBIのふたりに、作品を音楽で表現した制作の裏側を聴きました。
――主題歌「アイドル」が、グローバルなヒットになりました。
ikura(以下i):嬉しさとともに驚きもあります。ここまで世界中のみなさんに届くとは予想していなかったので。
Ayase(以下A):想像以上の反響に驚いていますね。
――原曲は、Ayaseさんがコミックスを読まれた際に制作されたそうですね。
A:そうなんです。シリアスな展開もあるのですが、物語として面白すぎて、これを楽曲として表現したいと個人的にデモを作りました。
サウンドは当時のものがそのままベースになっています。
――その後、原作者の赤坂アカ先生がYOASOBIさんのために書かれた短編小説「45510」を基に歌詞を書かれたと。
A:「アイドル」という存在、それを取り巻く芸能界をテーマにしました。小説を音楽にするユニットなので「45510」を中心に、漫画から受けたインスピレーションや、オープニングとして視聴者がワクワクする楽曲としてバランスをとっていきましたね。
i:ボーカルとしても「アイドル」