Saucy Dog、最新作は「バンドとして、3人が大人になったのを感じられるアルバム」
昨年『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、アリーナツアーも経験し、飛躍的な成長を続けるSaucy Dog。そんな彼らが放つ最新作『バットリアリー』は、実写映画やアニメ映画の主題歌など、多数のタイアップ曲が並んでおり、トピックの多い作品。
「前作と比べて、今作はよりタイアップに合わせて曲を作れました。原作や台本を読み込んで、登場人物に感情移入をしながら、みんなに共感してもらえるような曲を書く力が、高くなった実感があるんです。あと、枠を広げられたなって。特に映画『スクロール』の主題歌『怪物たちよ』、『第101回全国高校サッカー選手権大会』の応援歌『現在を生きるのだ。』は、今まで以上にギターロック感を出して、幅広い年齢層に聴いていただける楽曲になっています」(石原慎也・Vo/Gt)
「バンドとして、3人が大人になったのを感じられるアルバムですね。等身大で、リアリティのある楽曲が増えた。
もちろん、これまでも背伸びはしていないですけど、新しいテイストの曲も含め、リアルになっていると思うんです」(秋澤和貴・Ba)
「新しいテイストといえば、1曲目『夢みるスーパーマン』と7曲目『そんだけ』ですね。