高畑充希が実体験から学んだ「人生は完璧よりも崩れてからのほうがおもしろい」
どん底まで落ちたら、あとは上がるだけ
―それでは最後に、同世代のananweb読者に向けてメッセージをお願いします。
高畑さん私もみなさんと同じで、いい日もあれば悪い日もあるので、どん底まで落ちたときは上がるだけだと思うようにしています。それにそういう時期がずっと続くことはなかなかありませんし、あとで「ああいう時期もあったな」と思える日が来る。落ち込むよりも、そのときのよかったことを見つけるほうが大事だと伝えたいです。
実際、私も29歳で謎の焦りがありましたが、それを超えたら何もなくなって、毎日が俄然おもしろくなりました。旅行をしたり、仕事をしたり、新しい人と出会ったり、30代のほうが楽しいです。繰り返しになりますが、本当に生きているだけで偉いので、悩める女子たちにはぜひこの映画を観てほしいと思います。
インタビューを終えてみて…。
バービーのカウガールファッションを彷彿とさせるかわいらしい姿で登場した高畑さん。ユーモアを交えつつ、核心をついた言葉の数々にたくさんの元気をいただく取材となりました。30代を満喫し、公私ともに充実している高畑さんのさらなる飛躍が楽しみなところです。