鈴木聖美「相手に求めすぎないことが、いい人間関係を築く最も大事なポイント」
人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。ソウルシスター、鈴木聖美さんをお迎えした4回目。つらいときにどんなことを助けとしていたかのお話と、そして最後に歌を上手に歌いたい人へのアドバイスも!
あなたが好きだと思うこと、友だちはそれで十分。
私の歌手人生は、弟の歌手・鈴木雅之が大きな支えになっていますが、プライベートなどを含めなにかつらいことがあったときに助けてくれるのは、やっぱり女友だち。悩みがあるときに聞いてもらったり、若いときはよく落ち込んでいる人がいるとパーティを開いて騒いで、それで嫌なことは忘れちゃう、みたいなことをしていました。転んだとき、一人では立ち上がれないもの。人生は一人では絶対に生きていけないものだから。男も女も友だちは、あなた自身が「この人素敵」と思えたら、それで十分。
相手に求めすぎるのはよくないと思うんです。両思いでなくったっていい。あなたが好きだったら、友情は十分に成立するものだと思います。
友だちでも恋人でも、すべてがバッチリ合う人って、人生でそんなにたくさんは出会わない。だからこそ、相手に多くを求めないこと。私にとっては求めすぎないことが、いい人間関係を築く最も大事なポイントね。