ソール・ライターのアトリエを覗き見!? 天才写真家の世界を自宅からVRで体験
「カラー写真のパイオニア」と称される写真家、ソール・ライター。8月23日まで開催されていた展覧会、「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」では、新たに発掘された作品や未公開作品など計400点以上が展示された。それを展開させ、Bunkamuraが初の試みを行っている。ライターの魅力をオンラインでも体感し、そこに集まった人が共有する「バーチャルミュージアム」だ。ソール・ライター展で展示されていた作品の一部や、学芸員による解説動画が公開されており、自宅でアートを楽しめる。
仮想空間で味わう、天才写真家の世界。
また、バーチャルミュージアムならではの企画・メタバースギャラリーでは、「あなたが見つけた『ソール・ライターの色』フォトコンテスト」で、フォトコンテスト賞を受賞した作品100点を展示。「写真は物の見方を教えてくれる」と語ったライターの、優れた色彩表現や感受性に影響を受けた作品が並ぶ。
ここではチャットやリアクションボタンによって他のユーザーとのコミュニケーションも叶い、画期的だ。
さらに、ライターの拠点だったニューヨーク、イーストヴィレッジの360度パノラマビューにも、同コンテストで審査員賞を受賞した作品15点が展示されていて、彼の愛した街が様々な人の感性で彩られている。