キュアプリズム/虹ヶ丘ましろ役・加隈亜衣「特に映画の後半は、 胸熱シーンの連続。 泣いちゃうかも…」
でも私自身は彼女たちのように真っすぐではないし、駄目なところがたくさんあるんです。だからこそ、つらいときや気持ちが弱っているときには〝私、プリキュアをやっているんだから頑張ろう!〞と自分を励ます原動力になっています。そういう意味でもプリキュアの力ってすごいです(笑)」
演じているましろは、「人の気持ちに寄り添えて、人のいいところを見つけられる、そんな優しさのある女の子」と加隈さん。
「私からすると、料理が上手で素敵なところばかりを持った人なのに、本人的には自己肯定感が意外と低い。その辺がすごくリアルな子なんです。ましろちゃんは失敗した自分を見せたくなくて作り笑顔でごまかしたりするんですが、そういう経験をしたことがある人っていますよね。でもそんな彼女がプリキュアになって誰かを救っている。普通っぽさや完璧じゃないところが見ている人の心を震わせるのかな、と思います。
あと、結構ツッコミ上手なところもあって(笑)。ちなみに映画の中で、〝渾身のツッコミ〞と脚本に書かれているシーンがありまして、私はそれを読んだとき、〝あなた、ここで行ける子なのね!〞と驚いたんです。ぜひそこも映画館で楽しんでほしいです!」