KERA×緒川たまき作品に出演! 音尾琢真「日々精神統一して、仙人のような気持ちで臨んでいます」
のだとか。そして苦笑いしながら、「逆に言えば、そうじゃない舞台にはあまり興味がないともいえるんですけど」と付け加えた。
「KERAさんの作品には知性を感じるんですよね。その知性が非常に探究心を煽るというか、観ていて、自分の中の何かが刺激されている感じがするのが好きなんですよね」
音尾さんといえば、出演はわずかながら、妙な存在感を残したドラマ『VIVANT』が記憶に新しい。
「完全に演出のおかげです。あえてもったいぶった出し方をして、視聴者の方にそう思わせる。まさに福澤(克雄)監督の思惑通り。そうやって、見る方の意識を思い通りに誘導できる方でないと、作れないものっていうのがあるんですよね。
それはKERAさんも同じなんですけど」
笑いながら語るその言葉の奥に流れるのは、深い信頼とリスペクト。
「これは白石(和彌)監督にもいえるんですが、信頼している監督の作品ならば、どんなにちょっとでも、いつでも出させていただきたい。『そんなわけにいかないよ』って言われますけど、信頼できる方となら、どんな役でもやりたいです」
ケムリ研究室 no.3『眠くなっちゃった』いつか見た懐かしい未来、どこかの国の話。