バレーボール男子日本代表・石川祐希&髙橋藍「僕たちは精度が高いから、どこと戦っても負ける気はしない」
パリへの切符をつかみ取れ。いざ、決戦のとき!五輪切符を得られるのは8か国中わずか2か国のみという熾烈な戦い。「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」に、今まさに挑んでいる、バレーボール男子日本代表(龍神NIPPON)ダブルエースの思いとは?石川祐希選手と髙橋 藍選手にお聞きしました。
高さを技術でねじ伏せる、日本代表の爽快感。
「高さは正義」。
それぞれ別のタイミングで行った個別インタビューで、石川祐希選手と髙橋藍選手、二人の口から同じこの言葉が出てきたから驚いた。
二人でそういう会話をしているのかと髙橋選手に聞くと、笑って言った。
「しますします。
『高さって、ずるいよね』って(笑)。海外では身長2mの選手が僕らと同じアウトサイドのポジションをやっているので、多少サーブレシーブが乱れても、高いトスを上げて、上から打てば決まるという現実がある。技術がなくても高さがあれば何とかなってしまう部分って、バレーボールの中にあるのは事実です。僕らは高さで補えない分、クオリティがすごく重要。プレー一つ一つの精度が乱れると勝つことは難しくなるので」
石川選手も、今夏のネーションズリーグで銅メダルを獲得したあと、こう話していた。