「新NISAを知ろう!【2】」お金の教科書Vol.31 #リアルボイス
未知子:約20%は大きい!
西山:新NISAでは、投資先や投資額、投資期間などが大幅に引き上げられてより自由度が高くなり、使い勝手がよくなりました。
未知子:具体的にどういった部分がよくなったんでしょうか?
西山:まずは制度も非課税期間も無期限になったので、長期的な視点で投資に取り組むことができるようになったこと。加えて、生涯で投資できる金額が上がり、NISAの枠内で売却した分は翌年には枠が復活するので、必要なときに売却しやすくなったことですね。10年、20年先に必要になりそうなお金をNISAで増やすといった柔軟な考え方が可能になりました。
未知子:正直、NISAって老後資金のイメージが強くてあまり実感が湧かなかったんですが、10年先のお金を増やすと考えると、俄然リアルになってきますね。
西山:新NISAになって、住宅の購入資金や子どもの教育資金など、さまざまな目的の資産形成により適したものになった印象です。
未知子:今って超低金利だし、定期預金に預けておくより資産を増やせる可能性が高そうですよね。
投資で必ず意識したいリスク回避術は?
未知子:伺った限りだと、新NISAっていいことずくめな気がするんですが、デメリットは?
西山:絶対に忘れてほしくないのは、あくまでも投資なので、リスクはつきものだということです。