色褪せることのない名作を数多く残した、伝説のデザイナー・倉俣史朗に迫る展覧会
デザイン黎明期の日本にあって、なぜ倉俣は色褪せることのない名作をこれほど数多く残せたのだろうか。本展を見れば、その頭の中も覗くことができるかもしれない。
倉俣史朗イメージスケッチ「ミス・ブランチ」 1980年代クラマタデザイン事務所蔵©Kuramata Design Office
倉俣史朗スケッチブック「言葉 夢 記憶」より1980年代クラマタデザイン事務所蔵©Kuramata Design Office
貴重なスケッチ画も。上は〈ミス・ブランチ〉構想中のスケッチ。下は夢の記憶が記されたもの。ポエティックな文章も魅力的。
倉俣史朗《引出しの家具》1967年富山県美術館蔵©Kuramata Design Office
椅子か収納かを問う「引出しの家具」シリーズの1作目。
倉俣史朗ショップ「スパイラル」1990年撮影:淺川敏©Kuramata Design Office
六本木のAXISビルにあったインテリア店もこの内装で有名に。
倉俣史朗《ミス・ブランチ》1988年富山県美術館蔵撮影:柳原良平©Kuramata Design Office
映画『欲望という名の電車』のミス・ブランチへのオマージュとして作った倉俣の代表作。