映画『カラオケ行こ!』でメインキャストに! 16歳の新星・齋藤潤の素顔
そんな今の自分の性質を大事にしていきたいとも話す。
「自分とは違う負けず嫌いの人に嫉妬していたこともありましたけど、人それぞれに“その人の形”があるから。自分の形を大切にしながら磨けるものを磨いて、仕事などで良い方向に生かしていきたい。そして、出来上がった僕の形にハマってくださる方が多ければいいなとも思っています。もちろん、直したいところや、嫌だなと思うところはたくさんあります。たとえば、よく電車で寝ちゃって乗り過ごしたりとか(笑)。内面的なことで言うと、すぐ諦めたくなったり、心が折れやすいところ。仕事で落ち込んだ時は、一度、自分が将来的になりたい姿を浮かべて、“こんなところでつまずいていちゃダメだ”“やるしかない”と気持ちを立て直すようにしています。
好きな食べ物とかで回復できる人ではないし、自分を甘やかすと、また同じことでつまずいちゃうと思うので。って、こんなふうに言ってますが、本当にできているのかどうかはわからないですけど(笑)」
俳優の仕事を志したきっかけは、「映画『キングダム』を観てスクリーン側に立って感動を与えたいと思ったこと」。映画『カラオケ行こ!』では、その願いを叶えている。