『名探偵コナン 100万ドルの五稜星 (みちしるべ) 』監督「わかってらっしゃる…!!」 ゲスト声優・大泉洋を絶賛
スタッフの年齢層が厚い、それもコナンの強み。
前作から3年ぶりに劇場版の現場に戻ってきた永岡さん。今作で演出を務めた大半のスタッフが自身より年下になったことなどから、時の流れを強く感じたと語ります。
「コナン自体非常に長い歴史のあるコンテンツなので、初期から関わっている先輩方もたくさんいらっしゃる。そして、新しい世代もどんどん入ってくる。スタッフが、新人、中堅、ベテランみたいな層を形成しているんです。でもその幅の広さこそが、コナンの作品にしかない厚みを作っているとも思うんですよね。私も約10年前ここに初めて加わったときには、先輩方のやり方を学びつつ、育ててもらったと思っていますし、恩を感じています。
その中でもちろん自分自身、失敗もたくさんしています。だからこそ、演出さんから質問をされたら、“私だったらこうするな”とか、“こうしたらこんなことができるんじゃない?”みたいなことを話すことも今回は多かった。そうやってこの作品は大きくなってきたと思うので、私もちゃんと返していきたい。新しい風が入ることで、コナンのアニメーションはもっともっと大きくなっていけるのだと思います」
その、“次にバトンを繋いでいく”というような空気感はアフレコの現場にもあるようで、
「今回も、高山みなみさんの座長ぶりが本当に素晴らしかった。