花澤香菜「こんな面白い世界の住人になれる機会はない!」 『ザ・ファブル』がアニメ化
幼少期から英才教育を受け、どんな敵も6秒以内に葬り去る、殺しの天才“ファブル”。ボスから「1年間誰も殺してはならない」というミッションを与えられた彼は、佐藤明と名乗り、仕事のパートナーである“妹”の洋子とともに、一般社会で普通の生活を送ることになる。花澤香菜さんが演じるのは、明が働くデザイン会社の同僚、清水岬だ。
こんなに面白い世界の住人になれる嬉しさを感じながら演じています。
「『ザ・ファブル』のことは知っていましたが、オーディションをきっかけに原作を読みました。3~4巻までいくとキャラクターが掴めるかなと思っていたのですが、結局、先が気になりすぎて最後まで読んじゃいました(笑)。実は、人の生死が描かれる物語はちょっと苦手だったりするのですが、明は絶対に死なないという安心感があったし、とにかくキャラクターが魅力的で。ボケッとしてかわいかったり、心をぎゅっと掴むようなギャグを言ったりするのに、決める時は決めるカッコよさも持ち合わせている。
ハマったのは、明という存在がいてこそですね」
演じる岬は、正義感が強く優しい人物で、正体を知らないまま、明や洋子と交流を深めていく。
「多分、岬ちゃんがいることで、明は“日常生活を送っているな”と思うことができるだろうし、平和の象徴というか、癒しや安心をいろんな人に与えられる存在なのかなと。