東江雄斗×部井久アダム勇樹、ハンドボールは「短時間の中で本当にいろいろなことが起こる競技」
と言われたことを機に同競技の道へ。高校3年生の時に代表に初選出されて以来7年もの間レフトバックを担当し、時速127kmを誇る日本トップクラスの豪速球ロングシュートは「アダムキャノン」(本人命名)と呼ばれている。自身を高校生の時から知る東江選手は部井久選手にとって、「いわばシェフ」なのだとか。
「雄斗さんは本当に器用なんです。全体のバランスを見て味方を生かしますし自分で攻めもしますし。絶大な信頼を寄せる先輩で、僕は雄斗さんにアシストしてもらいながら気持ちよくプレーをさせてもらっている食材です」(部井久)
対して「いやぁ、もうすごい高級食材で(笑)」と東江選手。
「困った時や大事な局面でのアダムの得点力は非常に重要で、彼が点を取れなかったら確実にうちのチームは負けます。だからこそ自分は周りを含めて彼をどう動かしてやろうかと常に考えている状態。
それにアダムも近年は味方を生かすプレーを身に付けてきて、どんどんプレーの幅が広がっている印象がありますね」(東江)
ハンドボールの魅力については二人とも口を揃えて「スピーディな展開」と述べている。
「短時間の中で本当にいろいろなことが起こる競技。