東江雄斗×部井久アダム勇樹、ハンドボールは「短時間の中で本当にいろいろなことが起こる競技」
あと選手としてできることは、やっぱり『代表で結果を出す』ということに尽きます」(部井久)
そのためにも目指したいのは、パリ五輪でのベスト8進出。
「キャプテンとしてアジア予選の優勝の瞬間に立ち会えたことは、自分の中でもとても大きなことでした。僕の年齢的にも五輪出場は今回がラストチャンスかなと思っているので、まずは代表メンバーに入ることが目標。その上で司令塔としてほかの選手たちと積極的にコミュニケーションをとりながら予選リーグを突破して、そこからメダル獲得にチャレンジできたらと思っています」(東江)
「自力での五輪出場は自分のハンドボール人生の中でずっと掲げていた目標の一つだったので、決まった瞬間はめちゃくちゃに泣いていたことにも、後で映像を見てやっと気付くくらいに興奮していました。自分は高校生の頃から代表にいて、ベテランの選手とも昔から知っている仲。今は歴でいうと中堅ぐらいになってきているので、代表内では選手同士の架け橋的な役割ができると考えています。プレーヤーとしても新しく就任した監督の考えや自分に求められることをしっかりと理解して、それをコート内でしっかりと表現する。五輪はかなり厳しい戦いになると思いますが、より勝つ確率の高いプレーを選択していけるようにしたいです」