岡崎体育「チケット代を払って来てくださるお客様がいる限り、一生現役の気持ちでがんばりたい」
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ラストライブ」です。
チケットの券売状況をXでポストし続けた「岡崎体育 Zepp Tour 2024」も、先日ツアーファイナルの東京公演が無事終わりました。ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!また、次のステージを目指して岡崎体育は走り続けます。一体、いつまで走り続けられるのでしょうか?ラストライブはどんな感じになるのか。バンドだったら、解散を決めたらその解散の日のライブがラストライブになるのではと思います。でも、ソロアーティストには解散という概念がないので、これをラストライブとするタイミングがなかなか難しい。それに僕はラストライブと銘打つこと自体もやらないと思います。
「最後だから、観に来てください」というのもなんだか歯がゆい。僕は、もし最後のライブの日がわかっていたとしても、いつも通りのライブをして、いつも通りに振る舞いたいです。プロ野球の選手も引退試合をされることがありますが、最後の打席に立ったとき引退する選手が打った球が平凡なフライ(内野と外野の間に飛ぶようなやつ)になりかけるも、野手があえて捕らずにヒットにしてあげて花道を飾ることがある。