OWV「今回は踊らないです、ごめんなさい!」 思い切った決断をした“狙い”とは
中川:リリース前にフェスで披露したんですけど、踊らない分、ダンスブレイクが始まった瞬間の歓声は爆発的で、この曲はこれが正解なんだって実感しました。
――あえて違和感を抱かせたかった理由はなんですか?
本田:好きの反対は嫌いじゃなくて無関心だってよく言うけど、それと同じように「なんで踊らないの?」と思ってもらうことで、初めて僕たちを見る人にも気にかけてもらえるきっかけになったら、と思ったんですよね。それは前作の「BREMEN」で1位を獲ったからできたことで。自分たちが培ってきたパフォーマンスとライブを盛り上げる力に関しては自負があるし、フェスでは絶対に盛り上げるという自信もある。今後、OWVのパフォーマンスの幅を広げていくためにも、今回はあえて踊らないという選択をしました。
佐野:僕たちがデビューしたこの4年の間にもボーイズグループはたくさん生まれていて、比較対象が増えた分だけ逆に僕らの強みもわかってきた。そこを突き詰めていきたい、ということです。
――セールス1位にとどまらず、音楽フェスやバラエティ番組でも大活躍されています。
OWVというグループの認知度が高まっているのは実感しますか?
本田:ありがたいことに、街で声を掛けられることも多くなりました。