ニューヨークが単独ライブにこだわる理由とは? 嶋佐「純度100%のネタをやります」
ニューヨークが、毎年恒例の単独ライブを開催。メディアへの露出が増えた今でも、彼らが生の舞台にこだわり続ける理由とは。
左から嶋佐和也さん、屋敷裕政さん。
――毎年必ず開催される単独ライブへの思いをお聞かせください。
屋敷裕政さん(以下、屋敷):以前は、『M‐1グランプリ』や『キングオブコント』でいつかやろうというつもりで、単独ライブのネタを作っていたんですけど、テレビに出るようになって、少し意味合いが変わってきましたね。テレビは楽しくやらせてもらってはいるけど、いろんな人に考えていただいたことをやる場で。自分たちが面白いと思ったことをそのままやれる機会って減ってきているんですね。だから、しんどいはしんどいですけど、やりがいもあるし、年に1回ぐらいはやっておこうかということで毎年単独をやらせてもらっています。
嶋佐和也さん(以下、嶋佐):今年は全国で1万2000人ぐらいの動員を目指していて。チケット代を払ってわざわざ来てくれた、自分たちを好きな人が目の前にたくさんいるっていうのは、やっぱり特別な嬉しさがありますね。
屋敷:音楽とかYouTubeとかいろんな娯楽がある中で、お笑いの単独に行くってちょっとハードル高いかもしれないですけど、1人でも“初めて”の人を増やしたいです。