「ネルソンズの青山くんには天性のものがある」橋口監督が絶賛した新たな才能
インタビューを終えてみて…。
俳優としての素質を絶賛する橋口監督と、照れつつも喜びをかみしめている青山さん。衣装の色味が偶然同じになってしまうほど息ピッタリのおふたりが醸し出す雰囲気も素敵でしたが、やりとりも絶妙で笑いの絶えない取材となりました。監督が驚かされたという青山さんの演技にも、ぜひ注目してみてください。
家族ならではのブラックユーモアに笑って泣く
誰よりもわずらわしいのに、誰よりも愛おしくて離れられないのが家族。とことんぶつかり合った先に見つけた“答え”に、チクリと痛んだ心がじんわりと温かくなるのを感じるはずです。
写真・鳥羽田幹太(橋口亮輔、青山フォール勝ち)取材、文・志村昌美
ストーリー
親孝行しようと母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女の弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを抱き、次女の愛美は優等生の長女と比べられてきたことを心の底で恨んでいる。三女の清美は、そんな二人を冷めた目で観察していたが、三姉妹に共通していたのは「母親みたいな人生を送りたくない」ということだった。
母親の誕生日をお祝いするために、三姉妹は夕食の席で花やケーキを準備。プレゼントとして、弥生は高価なストール、愛美は得意の歌を用意していた。