【銭湯の聖地・京都】老舗からホテル内まで…旅行者にもやさしい“銭湯”3選
に。昔懐かしい銭湯の風情とホテルの快適性を兼ね備えた浴場施設は、初心者にはうってつけだろう。この夏は京都ホッピングの合間に銭湯でリフレッシュ。京都の暑さ対策に、まちの銭湯を積極的に活用してみて。
鴨川湯(北大路)
銭湯の次世代を担う「ゆとなみ社」がまちの銭湯をアップデート。
「サウナの梅湯」をはじめ、京都を中心に計9軒の銭湯を率いる「ゆとなみ社」が2023年夏に継業。昔ながらの風情を残しつつも、銭湯を愛する若いスタッフにより細部のテコ入れを敢行。興味をそそる外観、ゆったりと過ごせる待ち合い、気の利いた湯上がりドリンク、普段使いしたくなる銭湯グッズの数々など、銭湯初心者に刺さる仕掛けが新たなファンを獲得。浴場に貼られたスタッフ手書きの壁新聞「鴨川湯だより」や名店揃い踏みの鏡広告も楽しい。左京区下鴨上川原町56TEL:080・3916・654014:00~翌1:00火曜休料金/大人¥490
長者湯(西陣)
まるで民俗博物館。歴史的価値の高い意匠の数々に見惚れる。
3代目の間嶋正明さんが家族で切り盛りする、地域に根差した銭湯。唐破風(からはふ)と呼ばれる独特の屋根の造形は同銭湯のシンボルであり、京都市の歴史的意匠建造物にも指定されている。