本好き猫好きにはたまらない! 『吾輩は猫である』の黒猫の生まれ変わりが登場する『猫と罰』
実は『猫と罰』はリフレッシュ感覚で書いたもので、自分の中ではイレギュラーなテイストの小説なんです」
2020年にはホラー小説『森が呼ぶ』で最恐小説大賞も受賞している宇津木さん。今後については、
「ジャンルにこだわるというよりも、面白い話が書きたい。いろんなものが書けるようになりたいです」
宇津木健太郎『猫と罰』3回目の猫生を漱石と過ごした黒猫が、いよいよ最後となる9回目の生を受け、小さな古書店にたどりつく。そこには物語を巡る秘密があり…。新潮社1760円
うつぎ・けんたろう1991年生まれ、埼玉県出身。同人活動を続ける中で2020年に『森が呼ぶ』で第2回最恐小説大賞、今年、『猫と罰』で日本ファンタジーノベル大賞2024の大賞を受賞。
※『anan』2024年7月17日号より。写真・土佐麻理子(宇津木さん)インタビュー、文・瀧井朝世
(by anan編集部)
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