私服も話題の演歌歌手・細川たかし「派手なのを着て、みんなに“おぉ~!”って言われるのがいい (笑) 」
が、本番になったら会場が真っ暗でカンペが全然見えない(笑)。それで途中で「すいません、歌詞を忘れました」と言ったら音楽が止まり、萩本さんが「なんなの!」ってズッコけて、よくわからないけど観客が大ウケ。翌週も途中まで歌う、その翌週もまた途中まで…っていうのを1か月くらい繰り返していたら、最後は僕が出ていくだけで大笑いと大歓声。小出しにしたおかげで曲も覚えてもらえ、僕はコメディの間や雰囲気の掴み方を学ぶことができた。今、生放送のバラエティに呼ばれて対応できるのは、その頃の経験があるからです。
ほそかわ・たかし1950年生まれ、北海道出身。’75年歌手デビュー。’82年『北酒場』がミリオンヒットし、日本レコード大賞受賞。
翌年『矢切の渡し』で史上初の日本レコード大賞2年連続受賞、’84年『浪花節だよ人生は』で最優秀歌唱賞を受賞し日本レコード大賞3冠を達成。以降ヒットを重ね歌手として大活躍、幅広く芸能活動を行う。
最新シングル『男船』(日本コロムビア)が好評発売中。話題になったスタイルを含め、私服の写真のみを集めた『THE私服カレンダー 日めくり細川たかし』(主婦と生活社)も発売中。家でくつろぐ細川さん、ゴルフ場でアイアンを振る細川さん…。