くらし情報『『【推しの子】』第2期がスタート! 制作陣が明かす、アニメならではのこだわり』

『【推しの子】』第2期がスタート! 制作陣が明かす、アニメならではのこだわり

『【推しの子】』では、赤坂アカさん、横槍メンゴさんの原作チームと密にやり取りが行われている。そのことで、第1期からアニメ作りのセオリーに縛られない制作ができたという。それは第十二話以降にも引き継がれている。

「自分の感覚――アニメ畑の人間がセオリーで考える構成と、原作チームの要望には、はっきりとした違いがありました。例えば、第1期第六話のラストは、黒川あかねをアクアが助けるところで終わります。アニメのセオリー通りに作るなら、アクアが助けるところは次回の冒頭まで引っ張ります。でも原作のおふたりは、アクアが救うところまで見せて、視聴者を安心させた上で次に進めたいと。それが現代的な見せ方だと思いましたし、うまくいきました」

物語の序盤は、2.5次元舞台「東京ブレイド」の原作者・鮫島アビ子が、舞台の脚本に全面書き直しを要求するところから混沌としていく。
キーパーソンとなるアビ子の登場シーンも、アニメならではの仕掛けが施されたとのこと。「アビ子を第十二話のラストに出したのも、現代的な見せ方を考えてのことです。スピード感として、物語のどんでん返しを中盤まで引っ張るのではなく、冒頭で“これからどうなるのか?”という山場まで見せてしまう。

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