『ルックバック』吉田美月喜、藤本タツキは「神様のような存在です」
しかしある日、すべてを打ち砕く出来事が起こります。思わず涙がこみ上げてくる、胸を突き刺す、圧巻の青春物語をぜひ見届けてください。
ーーこうして直接お目にかかると、吉田さんはとても明るい方という印象を受けます。京本に共感するところはありましたか?
吉田さん私は学校でも、友だちがたくさんいるというよりも、大切な友だちが数人いるタイプなんです。しかも、友だちに引っ張ってもらうところもあるので、京本にしっかりと共感できました。
ーー方言や内気な話し方など、難しいセリフが多いですね。
吉田さんオーディションの際に、私は声優さんのような声は出せないので、できるだけ声に感情を乗せるイメージで演じました。そのとき、スタッフさんに、声の出し方が良いから練習をし過ぎないで欲しいと言われました。
そのため声の出し方ではなく、方言をしっかり練習しました。
難しかったのは、小学生から大人の女性までを演じたこと。音響監督さんが、年齢ごとに表現の強弱を細かく設定した表をくださったので、表を頭に入れて、ひとつひとつ慎重に演じました。
ーー演じる際に難しかったところは?
吉田さん京本の初登場シーンです。