くらし情報『岡崎体育「オリジナリティが出る言葉を見つけること」 パンチラインを生み出す秘訣』

岡崎体育「オリジナリティが出る言葉を見つけること」 パンチラインを生み出す秘訣

岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「パンチライン」です。
岡崎体育「オリジナリティが出る言葉を見つけること」 パンチラインを生み出す秘訣


絶賛、アルバム制作中です。今も歌詞を書いていますが、パンチラインとはなんだろうと考えます。パンチラインとは、制作者が「これが言いたかった」「この言葉を使いたかった」という、その曲の中で核になるフレーズのことではないでしょうか。それは別にサビである必要はないのではと思います。例えば、山口百恵さんの「プレイバックPart2」の“ちょっと待って”というキーワード。通常、歌詞で“ちょっと待って”と言われることはあまりないのではないかと思います。
意外性のある印象的な言葉ですし、このワードがサビ前のフックになっています。こういう曲のイメージを左右する強い言葉=パンチラインをどの曲にもいい感じで作れたらと考えています。

僕の曲で、先日リリースした「失恋ソング」という曲があります。失恋を明るくとらえ、「次行こう」とポジティブに描いた一曲なのですが、曲の後半に“お前とカマキリが崖から落ちそうになってたらカマキリから先に助けたるわ”というフレーズがあります。友達のバンドマンに「失恋を題材にしていながら“カマキリ”というパンチラインが出てくるのが岡ちゃんやな」

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