望海風斗&甲斐翔真、“自分にとってのバディ”とは? 人生で大切にしているものを明かす
望海風斗さんと甲斐翔真さんは、上演中の『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で恋人役を演じている。そんなおふたりにとっての“バディ”とは?
左から甲斐翔真さん、望海風斗さん
【望海風斗】ずっと共にやってきた体が私の相棒です。
翔真くんは、いい意味で他人を気にせずに自分が思ったことや感じたことを素直に言葉にしたり、芝居で表現できる人。どうしても他人の前ではカッコつけたり、いいところを見せたくなるものですが、それが全然ないんです。素直に自分をさらけ出せるのは、役者として素晴らしい才能だと思っています。
今の私には、自分の体がバディのようなもの。以前は、思い通り動かせることが当たり前だと思っていて、休日にしっかり休むとかマッサージに行ったりはしても、そこまで体のことにちゃんと目を向けていなかったんです。でも、年齢を重ねていくなかで、そうもいかなくなってきているのを感じています。
そこから、今の自分がこうして舞台に立っていられるのも40年共にやってきたこの体があってこそだと感謝の気持ちを持つようになりましたし、ちゃんと大事にしないといけないなと思うようになりました。とくにミュージカルは、体を使った表現が多いので、この先も上手に長く付き合っていけるよう、食生活を見直したり、動ける体を維持するためのトレーニングに通うようにしています。