ミュージカル『黒執事』で共演! 小西詠斗、立石俊樹との初対面は「こんな王子様みたいな人がいるんだ」
『黒執事』で初めて共演したときも優しかったし、何より稽古で歌ったときに、間近であんなに上手な歌を聴いたことがなかったので衝撃を受けました。僕はミュージカルの経験がほとんどなくて、歌に苦手意識もあったんですけど、俊くんが優しく教えてくれて、歌って楽しいんだなって思えたのが大きかったです。
立石:それは僕もめっちゃ嬉しかった。最初は苦手意識の方が強かった詠斗が、必死に歌と向き合って、僕にもいろいろ聞いてきてくれて、気づいたら楽屋で楽しそうに歌を口ずさんでいたりして。苦手意識を克服するって技術よりも大変なことだから。詠斗は年下だけど、しっかりしているんだよね。前回、僕が初座長でいろんなことを考えすぎちゃってたんだけど、詠斗がシエルとして座組みの真ん中にいてくれる感じがしたんだよね。前回の寄宿学校編はとくにシエルの方がいろんな人物と絡むから、芝居で物語を引っ張る部分を担ってたと思うし。
すごく頼りになってくれてたなと。
小西:自分では、全然できていない感じがするし、僕は俊くんに頼ってばっかりだった印象だけど。でも俊くんと共演してみて徐々に気づいたことがあって、ポヤポヤしているというか、マイペースだし、なんかちょっと…変?
立石:少し自覚はある(笑)。