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【母の日コラム】母と過ごした「何でもないけど、かけがえのない日」のはなし[PR]

と先生に言われ
不安から安堵の表情になった母に
少し寂しさも感じたこと。

母の手がとても暖かく
繋いでいるだけで安心できたこと。

お母さんの手は魔法の手
何十年も思い出すことがなかった事が
娘が生まれたことで
ふと表層にうかびあがってくるように。

熱を出した時、
家事の合間、様子をみにくる母の冷たい手が
おでこにひんやり気持ちよく

お腹が痛い時、
添えてもらう母の手が
大きく暖かく

大好きでいつも安心できた
「大きくて暖かな、お母さんの手」

大人になって体調を崩し
急遽入院になった私の元に駆けつけてくれた母。

1人で恐怖と痛みで震えていた私を支えてくれたのは、
記憶よりも、私の手よりも小さくなっていたけど、
何年たっても変わらないお母さんの手でした。

娘と私をつなぐもの
どこに行くのにも手を繋いできた娘。
7歳になった今、
お友達がいると恥ずかしがって
私の手をふりほどくように。

振り返ってばかりの私と違い、
どんどん未来に進んでいく娘。


取り残されていく寂しさもあるけれど、
私と手を繋いでいた日々が
娘の心の種にと願えるのは、
母との思い出があるからこそ。

【母の日コラム】母と過ごした「何でもないけど、かけがえのない日」のはなし

私の手をひこうとしてくれる頼もしさもあります。

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