フリーランスってどうやって生活してるの?肩書きを絞らない働き方とは
そして、互いに補足しあい継続できるような複数の仕事を持つことをすすめられました。
とはいえいきなり4つもの仕事を見つけるのは難しかったので、少しずつライター以外の仕事を作っていきました。具体的にはライターを始めた翌年にバリ島の布を使ったオリジナルの衣類やバリ雑貨などを日本向けに販売する小さなビジネスを、その2年後にバリ島で4棟だけの小さな宿を始めました。
いずれも規模は大きいとはいえませんが、この3つの仕事を回すことでなんとか収入を確保しています。
また私の友人はパートで週2回ほど看護婦の仕事をしながら自宅でアロマ教室を開いたり、イベントをプランニングしたりして収入を得ています。別の友人は改造バンで移動コーヒーショップを営みながら、翻訳の仕事を外注で受けています。
肩書きを一つに絞らないことでフリーで生きていく可能性が広がることは事実です。
フリーランスの道は平等に開けている
「二兎を追うもの、一兎も得ず」という諺があるように、あれこれと手を出すことに抵抗がある人もいるでしょう。
私も一つの道を究めることは美しいと感じます。一方、こだわりを貫くためには資金や時間にもある程度の余裕が必要です。