【自粛は逆効果!?】私たちにもできる、被災地が本当に望む支援って?
でも、余震が続く中キャンセルが相次いだことでしょう。地震に加え経済的大打撃を被ったことは、疑いの余地がありません。
東日本大震災時にも「経済活動を止めないことが支援」と言っていた評論家がいました。直接的にお金を回すだけでなく、経済を回すことも支援につながる……これなら、何かしらできそうな気がします。
先に紹介した「ふるさと納税」は、その返礼品の豪華さや地元にかかる負担などから批判も少なからずあります。でも最近は、「体験型特典」を返礼品としている自治体もあります。
例えば、宮崎県木城市は「木城温泉館の入湯券」、佐賀県有田市では「骨董懐石と古民家宿泊体験」、佐賀県みやき町では「空から歴史散歩」と題してヘリの遊覧飛行などなど。これらに共通することは「現地に足を運ぶ」ことにあります。
現地に行って、さらに経済活動をおこなう。つまりお金を使うことで地元が潤うことになります。単に名産品をもらうだけでなく、“納税”した地を知り、現地の人と触れ合うことも一つの魅力かもしれません。
生活者の意識・実態を調査するトレンド総研の「ふるさと納税」に関するレポートによると、「今後、体験型特典を利用してみたい」