今日の災難を逃れる「おまじない」1粒ウメボシを朝、食べると・・・?【6月16日~25日】
「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
朝、梅干しを食べると、1日の災難を逃れられる。
朝、出かける前に梅干しを食べると、その日一日の災難を逃れられるという話を聞いたことはありませんか?
昔、旅人がその土地土地の風土病にかからないよう、梅干しを薬として持ち歩いていたことが由来とされています。
梅はその日の難のがれ。温泉宿に宿泊すると、必ずと言っていいほど、朝食に梅干しが出されますね。それは今もこの説が生きているから。朝の梅干しは、昔と変わらぬ旅人へのおもてなしの心、なのですね。
朝茶(あさちゃ)で福を授かろう!
梅干し同様、朝に飲む一杯のお茶には災難を逃れ、福を授ける力があると言われています。皆さんは今日、どんな朝をお過ごしでしたか?昨日の疲れもとれないままに目覚まし時計にたたき起こされ、バタバタと準備をして会社へ、という方もいらっしゃることでしょう。
一日のはじまりに、一杯の熱いお茶と梅干しはいかがですか?ぼーっとした頭もすっきり。
熱いお茶と梅干しの酸味が体にしみわたり、心も体も脳も、さわやかに目覚めていく。