疲れたココロがふわっと!恵みの雨と最高級の癒しが・・・【6月26日~30日】
季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
雨の中に咲き誇る純白の花「くちなし」
梅雨を彩る純白の花といえば「くちなし」。6月はジューンブライドの季節。くちなしはウェディングドレスをまとった女性のようにも見えますよね。
花言葉は「とても幸せ!」。皆さんは、くちなしにまつわるすてきな伝説をご存じですか?
「あなたこそ、ぼくの愛する人!」
むかしむかし、ガーデニアという白が大好きな美女がいました。アクセサリーから洋服、家具まで、すべて白で統一。そんなガーデニアのもとへ、ひとりの天使がやってきました。
「これは天国だけに咲く白い花。
大切に育てて、大きくなったらこの花にキスをしなさい。