【7月のパワースポット】花見ならぬ「蓮見」で縁結びパワーを!
弁天さまといえば琵琶を奏でるたおやかなお姿が浮かびますが、江戸の鬼門を守るという大役を担う不忍池の弁天さまは、8本の腕に剣や弓を持ったたくましい女神さま。
ご利益は「財産」「芸事の向上」「縁結び」。芸能人や有名な料理人をはじめ、職人さんといわれる方々がこぞって参拝に訪れていますので、かなり強力なお力をいただけそうですね。
弁天さまをお参りし、その途中で花を眺めて、おいしいものをいただいて。江戸時代は信仰と娯楽が一体となっていました。神社やお寺の境内で蓮の花を眺めるときは、ぜひ神さま仏さまに手を合わせてから蓮見を楽しみましょう。
不忍池の蓮は、これから8月中旬までが見ごろ。
風に蓮の花がゆらゆら。
蓮池の向こうに高層ビルがそびえる都会のオアシス不忍池では、江戸の世も今も、多くの人々が蓮の花に心癒されています。
800年の眠りから目覚めた「奇跡の花」
こちらの蓮は、岩手県平泉町の中尊寺境内に咲くふつうの蓮。
そして下の蓮が、800年から目覚めた中尊寺蓮です。
中尊寺蓮には、800年の眠りから目覚めた壮大な歴史ロマンが息づいています。
豊富だった金を利用して、都をしのぐ都を平泉に築いた豪族、奥州藤原氏。