日本人とは違う!? フランス女性が大切にしている「オシャレ」の考え方
衣替えがない
衣替えという発想がないフランスでは、基本クローゼットには夏物も冬物も一緒が普通です。着たいときに好きなものを着るのが基本なので5月でも寒ければ薄いダウンを着ることもあるし、3月でも急に暑くなればサンダルを履くこともあるので、すぐ取り出せるところにものがある、という前提です。
つまり収納のことを考えれば、実質的に洋服の数は日本の女性よりは少ないはずです。
プチプラブランドが台頭して、ファッションアイテムの数は増えたと思いますが、概してコーディネート力や自分スタイルを貫くことが大切、という発想なわけです。極端な話、自分のスタイルに合致しているものならプチプラでも流行が過ぎても何年でも着続けるのが特徴です。
おもしろいことにフランスの女性雑誌には、日本の雑誌ようなトレンドアイテムを使った1週間、1ヶ月コーディネイトなどはまったく存在しません。「トレンドアイテム」を自分だったらどう取り入れるか?という発想でオシャレを楽しむのです。
自分のスタイルを貫くために「自分はどうオシャレをしたいのか」自分で考えるのがあたりまえの環境なのです。
「オシャレをしたい気持ちがあるからこそ服の数が増えてしまう」