頑張らないが当たり前!? ドイツ人から学ぶ「上手に手を抜いて生きる」方法
パンを切るだけだったり、むしろ切らずにパンを一斤渡したり(笑)。ドイツ人夫婦のこのやりとり見ていると「本当にそれだけ?」とこっちが焦ってしまいますが、お互いに「むしろパンがあってよかった」くらいに感謝しています。
どうやらドイツ人たちは“よく見られよう”と無理をしていない様子。もともと、女性が家事をすることが当たり前となっていない国ではありますが、それでも最初にハードルを下げることで、奥様は旦那さんに無駄な期待をさせない工夫をしているそうです。
仕事が嫌だったら即“転職”
ドイツ人たちの頑張らない姿は、仕事の面でも見られます。
彼女たちは「この仕事は私に向いていない」と判断したら、すぐに転職をしてしまうんです。仕事が合わないと思う理由は、自分の能力に対して正当なお給料をもらっていないと感じたり、そもそも仕事が楽しくないと感じること。「この場所ではもうやり切ったな」と、新たな目標が見い出せなくなった場合でも、それをきっかけに転職をします。
でも、そんなに転職ばかりして大変なのではないでしょうか。また一から仕事を探すなんて、なんだか気が引けます。しかし彼女たちの言い分は「人生の半分くらいの時間は仕事が占めるのだから、仕事が充実してなければ人生も楽しくないでしょ?」