他人の期待に応えているだけで「自分がやりたいこと」ではないと気づいたとき~自分のために自分で決断する人生~ 【ビアンカ・チェン・コスタンゾさん インタビュー・第10回】
したいと思っています。全ての事がすぐに自分を幸せにしなくてもいいと思っています。
例えば、ここにあるお茶を全部ひとりで飲んでしまってTakakoがひと口も飲めなくていいなんてことは、考えません(笑)。
T: はあ。
今回のインタビュー、いかがでしたか?
まわりの期待に応えて生きるということは、よくあることだと思います。わたしもそうでした。
日本は(韓国、台湾、中国などアジア広範で共通していると思いますが)受験勉強から始まって就職活動も競争競争、会社に勤めていても昇格のためのレースを続ける。
このレースに一度乗っかると、ふとした時に自分は本当のところ何をしたかったのかな?と分からなくなることもあると思います。
人生はどう生きても一度きり。見栄とか、お金とか、それだけじゃなくて、自分の心が本当に求めているものと向き合うことができると幸せに近づけるのかな、と思います。
次回は、人生のプライオリティーについてお話いただきます。
どうぞお楽しみに!
(写真:Biancaさん提供)
【取材協力】
Bianca Cheng Costanzo(ビアンカ・チェン・コスタンゾ)
ブラジル生まれのデザイナー、テクノロジスト。