2014年6月27日 19:00
【交通事故あるある】救急車に乗る前に「自転車に鍵をかけちゃった」救急車に乗る前に帰りの「交通費」を心配する
変なところで、律儀なのです。救急車が来て、ふらふらと反対方向に歩き出しました。
「どうしたんですか?こっちですよ」
「すみません、気分が悪くなって……」そのまま救急車に乗りましたが、隊員さんの言ったひと言が忘れられません。
「気分が悪かったら、言ってくださいね」
なんて優しいお言葉、なんてことじゃなく、きっと救急車の中で吐かれたら困るとでも思ったんじゃないでしょうか。
財布の中には500円くらいしか入っていない。給料は明日おろそうと思っていて、買物帰りでもあるし、100円玉が数枚というところ。
「帰りはどうするんですか?」
隊員さんは「帰りは自分で帰ってもらうことになります。送れませんし」ということで、妙に納得しました。
そうこうしているうちに、救急病院へ。
「大丈夫ですか?」「はい」「お名前をお願いします。生年月日は?」と言われ、それにひとつひとつ答えていきました。
体温、脈拍、血圧を計り、血圧は上が150台と大幅増。「まぁ、私、普通は110台ですのよ」なんて言葉も出ずに、ただただ真っ青になっていました。
レントゲンを撮るのに、相当な時間、待たされました。左肩が痛くて、体をベッドの上で起こしたくらいです。