30代でも介護の時代!? アラフォー女性が直面する「なめてはいけない介護の現実」とは
ことだそう。
でもアラサー世代には介護の問題を共有できる友人がいる人は多くはありません。
そのため介護の辛さを一人で溜め込んでしまう傾向があるのだとか。
N女史の場合は、介護の悩みを抱える人たちが集うサイトなどを利用したそうです。
身近に相談できる人がいなくても、こうしたサイトを利用することで同じような悩みを抱えた仲間に出会うことができます。
たとえ介護の状態は改善しなくても、誰かにわかってもらうことで心が楽になることがポイント。
その2.割り切ることも必要
高齢者の介護は、若いときの病気とは違い、どんなにケアをしても快方に向かうとは限りません。
N女史の場合、被介護人である祖母は認知症で、介護しているN女史のことすら忘れてしまうこともあったのだとか。
「せっかく介護しているのに、何のためにやっているのかわからなくなりました」と。
しかし、そういう病気なのだと割り切って介護に臨むことにしたそう。割り切るにあたりN女史は、次のように考えたと言います。
「生きていくれているだけでも十分と思う」
「小さい頃から育ててくれた恩返しと思うことにした」
大切な家族だからこそ介護をしているのに、肝心の被介護人にはそのことすら伝わっていないというのは辛いことです。