2人の巨匠の友情の秘密に迫る!「マティスとルオー展」がパナソニック 汐留ミュージアムで開催
●1.貴重な油彩画や直筆の手紙が初来日!
ジョルジュ・ルオー《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」1951年個人蔵(ジョルジュ・ルオー財団協力)、パリ
パリのジョルジュ・ルオー財団から出品される、モロー教室時代のデッサン《〈学者たちの間の幼児イエス〉のための習作》(1894)や、救国の少女の姿でフランスを描いた油彩画《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」(1951)をはじめとする、4点の絵画や3点のタピスリーなどのルオー作品のほか、マティスからルオーに宛てた直筆の手紙2点が初公開されます。
●2.世界初の一挙公開が実現
ルオーの『気晴らし』シリーズの油彩画全15点が、世界で初めて一挙に展示。このような全点展示はフランスでも未だ実現に至っていません。また、この作品を原画に制作された美麗な版画集も合わせて鑑賞できる貴重な機会となっています。
●3.二人の知られざる友情と、絵に秘めた思いが明らかに
マティスからルオーへの手紙 1946年11月4日 ジョルジュ・ルオー財団、パリ
約50年に及ぶ手紙のやり取りを手がかりに、2人の巨匠の家族ぐるみの友情の軌跡を辿っていきます。さらに、ナチスの侵攻を機に描かれた美しい絵画、マティスの《ラ・フランス》やルオーの『気晴らし』シリーズなどに、彼らが共に大切にしていた祖国への愛にも光を当てます。