あなたは何をどう食べる?時間栄養学をもとにした賢い食事法
3. 夕食は朝食から12時間以内にする
アメリカの研究によると、夕食から朝食まで一定時間絶食をすることで、体重の減少と睡眠の改善が見られたという報告があります(※2)。できるだけ夕食から朝食まで12時間程度あいだをあける(※1)こと。
例えば、朝食が7時なら、夕食は19時が理想的です。残業などで難しい場合は、まず19時におにぎりやパンなどで主食を摂り、帰宅後は肉や魚・野菜で主菜・副菜を軽めに食べる分食がおすすめです。
昼食と夕食の間が空きすぎて血糖値が下がり空腹感が増すことで、夕食を多く摂りがちな方は、時間を決めてナッツ類やヨーグルトなどの低GI食品を間食に摂るなど工夫するのもよいですね。
朝の光をたっぷり浴びて、規則正しく栄養バランスの良い朝食を食べる。「何をどのくらい食べるか?」にプラスして「いつ何を食べるか?」も意識した食生活で体内時計を整えることは、健康でパフォーマンスの良い生活の基本なのですね。
【参考・参照】
(※1) 公益財団法人 日本栄養士会健康増進のしおり 2017-3 『時間栄養学で見直す食生活1日3食「いつ」食べる?「どう」