テイクアウトによる食中毒を防ごう!買う側でもできる対策
食中毒菌は、増殖できる条件のもとでは、時間が経過するごとにどんどん増殖していきます。
飲食店での通常の食事であれば、出来立てをすぐに食べることが多いですよね。ですがテイクアウトだと、作られてから買うまでの時間と、買ってから食べるまでの時間が発生してしまいます。
まずは食中毒菌をつけない、作ったあとに長時間放置しないなどの飲食店側の対策が必要ですが、買う側もすぐに食べるなどの対策が必要です。
2.温かいものと冷たいものが一緒の容器に入る
温かいものと冷たいものが一緒に入っているテイクアウトメニューはNGです。冷たいものの温度が上がってしまい、傷みやすくなってしまったり、食中毒菌が増殖しやすい温度帯(20~50℃)となったりしてしまいます。
温かいものと冷たいものを一緒の容器に入れるときは、温かいものはいったん冷ましてから入れるのが原則です。例えば温かいご飯に刺身や生の魚介を載せた海鮮丼などのメニューは、テイクアウトでは絶対にNGなメニューです。
3.テイクアウトに向かないメニュー
半熟卵や生卵、レアなお肉のメニューはテイクアウトには向きません。中心部まで食材が加熱されておらず、生き残った食中毒菌が増殖してしまう可能性が考えられます。