テイクアウトによる食中毒を防ごう!買う側でもできる対策
飲食店側が知っておきたい問題ではありますが、買う側もそのようなメニューを選ばないようにするなどの知識・対策も必要です。
食中毒を予防するために買う側ができること
長時間の持ち歩きは避ける
長時間テイクアウト料理を持ち歩くことで、食中毒菌が増えやすい温度帯(約20~50℃)におかれてしまいます。とくに夏場は気温が高いため、料理が傷んでしまう原因にもなってしまいます。
長時間持ち歩くときは、保冷剤を準備しておき温度を低く保つようにしたり、すぐ食べられるように時間を考えて購入したりするなどの対策をしましょう。
室温に放置しない
食中毒菌が増えやすい温度帯を避けるため、買ってきたものは室温で放置せず、冷蔵庫で保管しましょう。
夏場の場合、クーラーが効いていれば大丈夫?などと思うかもしれません。ですが、クーラーを効かせても室温はせいぜい25℃前後。食中毒菌が増えやすい約20~50℃の温度帯に当てはまるため、やはり冷蔵庫が好ましいです。
買ってきて食べるまでに時間がある場合は、速やかに冷蔵庫に入れましょう。
十分に加熱したメニューを選ぶ
半熟卵や生卵、レアなお肉、生の魚介類などのテイクアウトに向かないメニューは避け、十分に加熱されているメニューを選びましょう。