炭水化物・糖質・糖類の違いは?糖類ゼロでも糖質を含む理由も解説
使用量が少なく済むため結果的に「カロリー・糖質ゼロ」となります。
炭水化物
炭水化物は、糖質(糖類含む)に食物繊維をあわせたものを指します。
糖質(糖類を含む)はヒトが消化吸収できるためエネルギーとなりますが、食物繊維は一部を除き消化吸収されないため、0kcalとなります。
「糖類ゼロ」なのに糖質が含まれるのはどうして?
「糖類ゼロ」と表示された飲み物や菓子類は、ブドウ糖、果糖、砂糖などを含まないことを指します。
「糖類ゼロなのに糖質が含まれる」のはマルチトールやエリスリトールが使われている場合が考えられます。
マルチトールやエリスリトールは、糖アルコールであり、糖質に分類されます。高甘味度甘味料とは違い、使用量が多くなるため、糖質の量がカウントされるのです。ちなみに、マルチトールは1gあたり2kcalですが、エリスリトールは1gあたり0.0024kcalであるため、カロリーゼロと表示できます。
糖質の量がわからないときは<炭水化物-食物繊維>で計算できる
栄養成分表示に糖質の量が書かれていないときは、炭水化物から食物繊維の量を引き算すると、おおよその量を計算できます。
例えばサンドイッチの炭水化物が12.8g、食物繊維が1.5gだった場合<12.8g-1.5g=11.3g>となり、糖質は11.3gという計算です。