食物繊維は、消化が悪く摂りすぎると腸内にガスが溜まりやすくなるので、走っている時に腹痛を起こしたり必要以上にトイレに行きたくなったりすることも。
食物繊維は豆類(おから、豆腐、納豆を含む)、芋類、玄米、根菜類(ごぼう、レンコンなど)、海草類(ひじき、きくらげなど)に多く含まれています。
直前に野菜類を食べるなら、食物繊維の少ないダイコン、トマト、きゅうり、タマネギなどにしましょう。
3.生ものや食べ慣れていないもの
マラソン大会だけに限った事ではないですが、大切な日の前日に食当たりを起こしそうな生ものは避けた方が無難です。刺身や寿司などの生魚は控え、肉や貝類などはしっかり火を通して食べるように気をつけましょう。
また、普段食べ慣れていないものも胃腸に刺激を与えて体調不良の原因になることも。体質的に牛乳やヨーグルトを食べるとお腹がゆるくなる方も避けましょう。
いかがでしたか?走るためのエネルギーは脂肪を燃焼させることが大切です。
前日の夜にはこれらの食品を避け、脂肪を燃焼させる火種となる炭水化物を中心にカラダにやさしい食事を心がけるといいですね。
【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士
コントラクトフードサービス大手(株)