血圧が気になる方は意識的にとるようにしましょう。
※逆に、糖尿病性腎症の場合は、カリウムの排泄に支障をきたすことがあるため、カリウムの摂取量に制限がかかる場合があります。摂取量は主治医の診断を仰ぐようにしてください。
カリウムが多く含まれる食材・食事
カリウムを多く含む食材はさまざまですが、特に葉野菜や果物に多く含まれています。
ほうれん草690mg里芋560mg焼き芋260mgモロヘイヤ530mg天然あゆ・鯛・アジ(焼き魚)510mg納豆(50g 1パック)330mg昆布(乾燥 5g)250mgバナナ(1本 100g)360mg
※特に記載のないものは、食品100gあたりの含有量を表示しています。
その他にも、野菜(とうもろこし・トマト)、果物(アボカド・すいか・キウイ)、肉類(鶏ささみ・豚ひれ肉・牛もも肉)、魚介類(イカ・子持カレイ・うなぎ)にも含まれています。
摂取のポイント
ナトリウムとカリウムは一緒に働いていて、<ナトリウム:カリウム=1:2>の比率でとることで、体内の水分濃度を正常に保つ役割をしています。このバランスが崩れると、ナトリウムがうまく排出できなくなります。病気を予防するためにもカリウムを含む食品をとり、酢やゆず、レモンの絞り汁、胡椒などを上手に使って普段の食事から減塩を心がけましょう。