<シンパパ離婚奮闘記>「うぅ…」え!?離婚調停終了後、妻の取った信じがたい行動に、周囲が凍りつき
調停が成立するその瞬間、初めて2人が同席することになりました。
全員がそろったところで、双方に離婚の意思と調停での取り決めを確認するため、書記官が作成した調停調書を裁判官が読み上げていきます。
調停調書は裁判の判決と同じ効力を持つので、守らなければ強制執行の対象にも。これでさすがに、キュラ子の苦し紛れの嘘も通用しなくなりますね。
双方が内容に間違いがないことを確認したそのとき! 突然涙を流し始めたキュラ子……!
ですが調停委員らはただ唖然としスルー。今までのやり取り内容を鑑みると、キュラ子からは同情の余地が感じ取れなかったのかもしれませんね。
調停委員は最後にさつ丸さんに言葉をかけます。
「色々言う人も出てくるかもしれませんが、人は言葉より行動を信じます」
「ちゃんと行動で示せばさつ丸さんの誠実さは必ず周りに伝わりますから」
気持ちも新たに凛々しい顔つきになったさつ丸さんは、胸を張って「はい」と返事をしたのでした。
どれだけ巧みな言葉を並べても、行動が伴っていなければ人は離れていってしまうもの。いつか化けの皮は剥がれるのです。